NOTHING IS EVERYTHING

自然に囲まれ自由に楽しく、人間活動中。

知足者富。

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「足るを知る」・・・簡単に見えて実に難しいものです。

 

 

現在の自宅は、以前住んでいたマンションよりも面積的に小さく、引っ越す際には断捨離と言うことでかなりの量の物を処分したのですが、それでも綺麗には収まりきりませんでした。

 

 

本当は必要の無い物をいかにため込んでいたのか、無駄な消費をしてきたのか、棄てられるそれらを手に入れる為にどれほど無駄に時間を費やしたのかを目の当たりにし、正直うんざりしました。

 

 

この家に広々と住むには、「必要最小限の物を持つ生活」を続ける事が必要でした。欲しいと思っても、本当に必要では無い物は、置く場所が無いから買えないのですから。

 

 

でも実際そんな生活をしていると、それで充分、むしろ必要最小限が最高の状態なのでは、と思うようになりました。

 

 

もっと、もっと、と欲のままに消費すると、当然その支払いの為に働くしかありませんが、その消費→支払いのループの日々は家族で過ごす時間を奪います。そしてその無機質な生活は全員を疲れさせ、その穴を埋める為にさらに消費する事になっていきます。

 

 

豊かに、幸せになる為に消費する事で、家族が疲れてしまうのは何故なのでしょうか。

 

 

それは、本物の豊かさや幸せとは別の世界だからです。

 

 

なんでもかんでも「流行り」と「使い捨て」の消費。とことん「利益」を追求し、「カネ」を生むためなら手段は選ばずの世の中。

 

 

必要以上の金稼ぎや経済至高主義は、家族や友人との時間を引き換えにする程、大切なものなのでしょうか?

 

 

私はその「輪」の中に居る事が苦痛になりました。

 

 

足るを知り、必要以上には欲しがらず最低限の物を持ち、それらを大切にしながら生活する。

 

 

そうする事で質素で倹約した生活がいかに価値が有る事なのかを痛感しました。

 

 

本物の豊かさとは、幸せとは何か?

 

 

もちろんその答えは人によって様々ですが私の考え方では、この国の2600年以上の続く歴史の中で、先人が積み重ねてきた美意識と生き方を忘れない様に生きる事。それにより得られる感覚だと思っています。

 

 

例えば「大和魂」。

 

 

例えば「武士道」。

 

 

神道」や「清貧」という考え方も。

 

 

そんな日本人の精神を大切に考え、昔ながらの生きる知恵を学び、技術を磨きながら生活する。

 

 

現在の疲れ切った日本の中で、本当の豊かさや幸福感を得られる生き方のひとつである事は、間違いありません。

 

 

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